冬の強い味方ダウンジャケット。フィルパワーって?

2016年が始まりました!
今年もどうぞ宜しくお願い致します。

さて、暖冬といわれる今年ですが、さすがにだんだん寒くなってきましたね。
そんな冬の必須アイテムと言えば、暖かいダウン。
冬の登山はもちろん、普段使いとしても一着持っておけば安心のアイテムですが、
あまりにたくさんの価格やデザインのダウンがあってどれを選べばいいか…
密かに迷いすぎて買うタイミングを逃している人、けっこういそうです。
今日は知っていそうで意外と知らない、ダウンのお話をしたいと思います。
さて、ダウンはどんな基準で選べばいいのでしょうか?

スクリーンショット 2015-12-28 16.15.17スクリーンショット 2015-12-28 16.15.28ダウンとフェザーの割合?
ダウンジャケットの中に入っているのは、「ダウン」と「フェザー」という2種類の羽毛。
ダウンは、たんぽぽの綿毛のような羽毛のこと。これに対し、フェザーとは1本の羽根のようなものです。
どちらも同じ鳥から取れる羽毛ではありますが、ダウンの方が軽く、空気を内包しやすいという特性があります。
ダウンに比べて重く空気を内包できないフェザーの割合が多いと、保温効果はあまり期待できません。
このため、ダウンジャケットを選ぶ際は、ダウンボールとフェザーの割合を見る事が大切。
一般的には、ダウン70~90%、フェザー30~10%の割合が良いとされています。

フィルパワーって?
よくダウンの品質を表す際に使われたりするこの言葉。
そもそもフィルパワーって何か知っていますか?

フィルパワーとは羽毛のかさ高性を示す単位のこと。
ダウンに含まれる羽毛は1オンス(約28グラム)あたりの体積が大きければ大きいほど、良質であると判断されます。
この数値が高いほど高品質とされ、一般的に600〜700フィルパワーのものが良質ダウン、700以上のものが高品質ダウンと呼ばれています。
フィルパワーの数値が高いダウンは当たり前ですが、軽くて暖かい。
わずかな重量で、多くの暖かい空気を蓄えるため、同じ重さでも保温効果の高さが期待できます。
この空気が熱伝導率を低くしてくれるため、内側の熱が放出されにくく、温かく感じられるのです。
そして、フィルパワーの数値が高いと、羽毛が少量でも温かなダウンを作ることができます。
少量の羽毛で作られたダウンジャケットは、折りたたんでカバンに収めるサイズにすることも可能。
日夜の温度差が激しいときや、冬の登山にも最適です。

同じ量の700フィルパワーのダウン(左)と1000フィルパワーのもの(右)

同じ量の700フィルパワーのダウン(左)と1000フィルパワーのもの(右)

数有るアウトドアブランドの中でも、限られた商品にしか採用できない上質ダウンを使用したMermotのジャケットも入荷中。
1000Fill Powerという世界で数百kgのみ採取された貴重な高品質ダウンを使用したダウンジャケットです。
ぜひ、お得なプライスのこの時期にゲットして下さいね。
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また、1000Fill powerほどの暖かさはいらないけれど、
デイリーにさりげなく取り入れられる、ダウンダウンしていないジャケットやベストがほしいという方にお勧めしたいのが、MarmotのInner down のシリーズ。
実はBE○MSさんが昨シーズンに作った即完売となってしまった別注品と同デザインの商品!
こんなに薄くて軽いのに、しっかり700Fill powerもあります!

タウンユースに便利な、丸首のカーディガンタイプとシャツの上に着ても素敵なベストタイプ。
ジャケットやコートの下でも、もたつかないデザインなので、会社や普段着にも取り入れられて、一着持っているととても便利です!
ぜひ、今年のダウン選びの参考にしてみてください。
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2016-01-05 | Posted in OUTMAN BLOGNo Comments » 

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