いまだかつて、こんなに心魅了する長靴があったでしょうか!

こんばんは!
突然ですが、長靴って持ってますか?
子供の頃には当たり前のようにみんな持ってた長靴。
大人になってからは皆さん持ってるものなんでしょうか?
私は必要にかられて買った長靴はあるものの、実は何だかしっくりこないでいます。
堅かったり、重かったり、長く歩くと疲れる、高い、そしてデザインがいまいち…等々
でもまあ、そんなものかなとも、半ばあきらめ。

ところが、声を大にしてオススメしたい長靴が登場しました。
これですっ 日本野鳥の会オリジナルのバードウオッチング長靴!

もともとは野鳥愛好家の方々のためにつくられた長靴なのですが、
いつの間にか口コミで広がり、日本野鳥の会の想定も上回る人気ぶり。
足首がスリムにデザインされているので、履いたときのフォルムもスマートで美しい。
タウンユースにも適しているからでしょうか。
今では、こんなふうに様々なファッション雑誌でも紹介されることが多くなりました。↓
雑誌カモ2

雑誌スタッフ

雑誌ブラウン

でも、この長靴が誕生するまでには実は長いドラマが。

はじまりは、日本野鳥の会の会員の「動きやすく、持ち運べて、湿地も歩けるブーツがほしい」
という声。
バードウォッチングでは川や池などの湿地帯に入ることがあり、長靴は必需品なのだとか。
でも電車やバスで移動する場合、晴れの日に長靴を履くのは蒸れてイヤだし、
かといって持ち歩くのも邪魔…。
カバンに入れて持ち運びできる、軽くてコンパクトな長靴が求められていました。

もっとも最初は「長靴は大きくて重たいもの」という固定観念があって、今のような折りたためる形状なんて想像もしなかったこと。
ところがあるとき別の会員が、旅先の北海道のホームセンターで出会った田植え用の長靴をたまたま使ってみたところ「泥に足を取られないように、薄いゴムで作られていて、これは使い勝手がすごく良い!これをヒントに商品開発できないだろうか?」と連絡をくれた。
それがきっかけで担当者は長靴の専門メーカーと出会い、
薄手のゴムを素材にした長靴をつくることになったのだとか。

天然ゴムを使っているので驚く程やわらかいブーツ。雨がやんだらクシャッとすると軽快でお洒落に変身

↑天然ゴム製で驚く程やわらかい。雨がやんだらクシャッとすると軽快でお洒落なブーツに変身。足首もスリムなので動きやすく、しかもカッコいい。

長靴収納

↑くるっと丸めればス二ーカーサイズに。専用袋も付属していてパッカブル。カラーのコードロックも5色もついて着せ替え自在!お揃いで履いていても、人のものと間違わなくて良いですね。

bird-green-4

↑コードロックを閉めれば雪のときも安心! 初期モデルはコードロックは正面についていたそうですが、今はサイドに。これもガーデニング用に愛用していた人の「膝をつくとき痛い」という意見を採用した工夫。

bird-camo-3

↑ただのBじゃないんです。ええ。良く見るとくちばしが。可愛いです。 そしてこちらはカモフラ柄ですが、普通のミリタリー風ではなく本当に自然にとけ込む感じのカモ柄。とても個性的でいい感じ。

bird-camo-2

↑「足首部分が細くなっていてよくフィットはするけれど、脱ぎづらい」という意見にはかかと部分にキック(突起)を追加することで解決。片方のかかとで押さえて脱ぐイメージ。使う人の意見を大切に考え、絶えず改良を重ねている。

そして実はこの長靴、すべてハンドメイドでゴムのシートを一枚一枚丁寧に張り合わせて作られているのです!
某アウトドアブランドの長靴を同じ製法で作られているそうですが、でも価格はその半分以下(!!)
もともと日本野鳥の会という組織のミッションは、野鳥やその生息地の自然環境を守ること。
われわれは利益を追求する組織ではないから…というものの、かなりピュア過ぎる誠実価格(笑)ありがたいです。
私たちがこの長靴を購入する事で生まれる利益の一部は、自然環境を守る活動資金に役立てられるというのも気持ちがいいですね。
ハンドメイドのため、あまりの人気ぶりに生産が追いつかない状態なのだそうですので(でも、大量に作る事でクオリティを維持できないということを避けるため、今まで通りの製造方法は変えないのだそうです)人気のサイズは慢性的に品薄気味。
自分のサイズがあれば、ぜひそのタイミングでのご購入の検討をおすすめします。

カラーは現在4色。サイズもSSサイズ(23cm)から4L(29cm)の1センチ刻みの7サイズ展開です。
レディース、メンズおそろいでお楽しみ下さい。
足首まわりが普通の長靴より狭いので、普段のサイズよりも1つ大きいサイズがおすすめです。
少し厚手のメリノウール製のバードウオッチング靴下など、厚め靴下やタイツをはけば雪の日も楽しくなりそうです。

日本野鳥の会の商品ページへ

2014-12-12 | Posted in OUTMAN BLOGNo Comments » 

関連記事

Comment





Comment